2018年2月17日(土)
ドキュメンタリー映画「うたごころ」上映会開催

＜活動報告＞

　本年度も中学2年生の総合学習として、ドキュメンタリー映画「うたごころ」上映、本作品の制作および監督をされた榛葉健氏の講演を行いました。

　この映画は榛葉監督が東日本大震災の被災地である宮城県南三陸町を訪れた際に避難所で出会った女子高校生を見つめ続けたドキュメンタリー映画です。

　今年で5回目となったFatners’による招待講演会、今回は中学2年生の保護者会と同日開催としていただいたこともあり、約180人の保護者の方々にも鑑賞していただきました。また、同時に南三陸町の写真家、佐藤信一氏の復興していく様子を撮影した写真パネルの展示も行いました。

「うたごころ」上映後に榛葉監督自ら撮影された被災地の写真スライドを投影しながら、写真に込められたメッセージ、エピソード、いのちの大切さについて講演をしていただきました。生徒は2011年当時小学校1年生、記憶の片隅にわずかに残っている震災のことについて、あらためて監督を見つめながら真剣に講演を聞いていました。大震災から7年が経ち、ともすれば忘れがちになって行く記憶、Fathers’は、「うたごころ」上映会を通じて、震災を忘れない、記憶を繋いで行く機会とさせていただきます。来年度も開催を予定しておりますので、ぜひご鑑賞ください。