2016年2月27日(土)）
ドキュメンタリー映画「うたごころ」上映会開催

＜活動報告＞

　中学2年生の総合学習として、ドキュメンタリー映画「うたごころ」上映会を開催いたしました。この上映会は、Fathers’による招待講演会としても行なっており、中2保護者をはじめ、各学年から多くの保護者に鑑賞していただきました。

　当日は、Fathers’のお父さんたちも、上映会場舞台裏の機材操作や受付などの会場運営のスタッフとして、朝早くからお手伝いで参加いたしました。この映画は、東日本大震災が起こった2011年3月、映画監督の榛葉健さんが被災地の宮城県南三陸町を訪れた際に、避難所の体育館で偶然出会った女子高生が主人公です。主人公は、高校の合唱部に所属。震災で起こった津波で自宅を流され、あらゆるものを失いながらも、両親と家族3人でひたむきに生きていく姿を映画では追っていきます。部活引退となる高3の6月には、女子高校生たちが力を合わせて歌う最後の「合唱」。そして大学受験へ。映画では、家族の大切さをはじめ、人の強さや優しさ、慈しみなど様々な人の感情や気づきを惹起する場面が数多くちりばめられています。

　東日本大震災から今年で5年。「震災を忘れない」― その思いを繋いでいく機会となり得る映画「うたごころ」。来年も同時期に上映会を予定しています。まだ鑑賞されていない保護者の方々に、ぜひご覧いただければと思います。