バザーBAZAAR

2021年度 洗足会マスコット販売の感想

彩羽祭 マスコット販売を終えて

 洗足会は、学園の後援活動の一環として例年彩羽祭に参加しておりますが、目下の社会情勢を鑑み、今年度は恒例のバザーについて規模や形態を一新したマスコット制作・販売を行うこととなりました。
 コロナウィルス感染対策の観点から、初の試みとして、ご自宅でマスコット制作をお手伝いいただく「おうちサポーター」を保護者の方の中から募集し、販売は予約制としました。
 「おうちサポーター」のお力で出来上がった「洗足ベア」と「体操服うさぎ」は共に完売のご好評をいただき、特に「洗足ベア」は予約開始5分足らずで予定販売個数に達する盛況ぶりでした。心がこめられた200個のマスコットたちひとつずつに、洗足会からのメッセージを添えたラッピングを施し、感染対策の下、彩羽祭にて生徒さんへとお届けすることができました。
「おうちサポーター」の方々、先生方、学校事務局の方々、皆々さまのご理解とご支援を受けながら、こうしてマスコット販売を終えることができましたこと、深く感謝し厚くお礼申し上げます。
 昨年今年と通例の活動が制限され、マスコット制作・販売について予定の変更、延期や中止、紆余曲折・試行錯誤の連続でしたが、生徒さんの「どれもかわいいなぁ。」「みんなそれぞれ顔が違うね。どの子がいいかな。」「目が合った子にしよう。」受け取りの際、ひとつひとつ手に取って念入りに選ぶ姿や、「来年はほしいなぁ。」「今年はくまにしたから、次はうさぎにしよう。」受け取り会場前から聞こえてきた声は、来年度への何よりの大きな励みとなりました。
 慣例にとらわれることなく何ができるのか、どんな形で彩羽祭に関わっていけるのか、洗足会としての模索はなおも続いておりますが、今年度の彩羽祭マスコット販売は、それを立ち止まって考える良い機会ともなりました。また、基本に立ち戻り、生徒さんの生き生きと輝く姿を支えたいとの思いと、活動できることの喜びを一層感じた年でもありました。
 この手作りマスコットたちが、生徒と保護者の皆さまの楽しみのひとつとして彩羽祭を彩れますことを心より願っております。
 今後とも、洗足会にお力添えくださいますようお願い申し上げます。